第59回 株式会社モリタOB会「みつき会」の総会・懇親会は、京都で「鴨川をどり」の観賞と鴨川の「納涼床」での京料理という趣向で開催しました。
事前の天気予報で雨を心配しましたが、幸い好天に恵まれ当日を迎えました。集合場所の先斗町歌舞練場前には、皆さんの出足は早く、一人ひとり増える毎に、「いやぁ~」とあいさつを交わし、笑顔での再会を楽しみました。

「鴨川をどり」の歴史は古く、京都の五花街(祗園甲部・宮川町・先斗町・上七軒・祗園東)で催される“をどり”の内で、「都をどり」と「鴨川をどり」は一番古く、明治5年から開催されています。

公演は、舞踊劇と純舞踊の二部構成で、第一部はシェイクスピアの「真夏の夜の夢」を元にした舞踊劇で、芸妓さんと舞妓さんが女性、男性、動物の役をコミカルな部分とシリアスな部分をミュージカル風に日本舞踊で表現できることに感心しました。
第二部では、一部に出演の芸妓さんと舞妓さんの舞踊に囃子方も前面に出ての舞台で、艶やかで、華やかな日本舞踊ならではの所作の美しさに引き込まれたひと時でした。

その後、創作割烹料理の「河久」に場所を移しての総会・懇親会の開催です。

計画では、京都の夏の風物詩である鴨川の床(ゆか)で、鴨川や東山の景色を眺めながらの懇親会を計画していましたが、生憎、寒波襲来、あまりにもの寒さで、残念ながら室内での開催となりました。(この判断は、皆様お歳ゆえの処置どす。)
なお、京都の納涼床は、鴨川では床(ゆか)、貴船などでは川床(かわどこ)と呼び区別されています。)

総会は定刻の開始、会社を代表して出席いただいた人事総務部の森陽子さんは、着物姿での来賓ごあいさつ、総会に花を添えていただきました。

その後、米寿お二人、喜寿4名のご長寿に拍手を送り、同時に参加者皆様の健康を願いました。
定例の会計報告、新入会員、初参加者の紹介と進み、総会は無事終了です。

床での記念撮影を行い、懇親会は、米寿を迎えられ八田さんの「健康長寿のお話」を伺い、乾杯の音頭で始まりました。
宴席では、時が経つほどに響き渡る話し声と共にお酒の量もヒートアップ。大いに破目を外し楽しみました。

京都の文化を堪能し、昔の仲間と時間を共有できることは健康であることの証明です。次回も、次々回も皆と会えるようにと想いを新たにしながらお開き、各々、月餅屋(つきもちや)のおみやげを手に「来年も会おう!」と帰路につきました。


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今回は、みつき会九州地区の世話人・有吉素彦 氏と、中四国地区のみつき会の設立活動に尽力いただいている浅枝 要氏、名古屋地区の世話人・向井氏が、また、仙台から佐藤氏の参加と各地からの出席があり、「みつき会」の一層の発展の予感です。

当日は、モリタグループが一堂に会しての第1回「ONE MORITA CUP」ゴルフコンペが開催されましたので、数人の欠席者がありました。今後、株式会社モリタOB会「みつき会」を含めて「ONE MORITA」としての発展を期待したいものです。

<報告/森 和男>