第57回 みつき会総会は、モリタ創業100周年の年、平成28年5月21日(土)創業の地、京都で開催しました。
31名参加のもと、モリタ製作所での総会と京都工場を見学。十石舟での遊覧と酒蔵見学。酒蔵レストランでの懇親会では、時を忘れて大いに盛り上がり、皆さんに楽しんでいただきました。
総会と工場見学
在職中には、何度も訪れていたモリタ製作所も久し振りの訪問です。人事総務部の青代次長、営業部の吉川次長をはじめ、田辺さん、藤田さんなどスタッフの方々が休日出勤で総会の準備をしてくださいました。
総会は、まず、100歳でご逝去された故・岸田新三氏に黙祷を捧げ、次に、モリタ製作所の青代次長から歓迎のお言葉をいただきました。来賓として参加のモリタ人事総務部・島田部長からのご挨拶と最近のモリタ情報を伺いました。
続いて近江 將、多田康之、加納嘉右衛門、初田和宏の4氏に喜寿のお祝いを贈呈しました。
平成27年度会計報告につづき、新入会員と総会初参加者の自己紹介をいただきました。最後に、三木俊和、向井 保 両氏を「みつき会 新世話人」として了承いただき、式次第が終了です。
「総会」
その後、班に分かれ、モリタ製作所の「歯科器械歴史館」「ショールーム」を見学。中でも歯科大の学生教育用として開発された、瞼や口の開閉、“痛い”などと発声する患者型ロボットシミュレーションシステム「シムロイド」には、参加者の関心を集めていました。
「シムロイド」
懐かしさと時代の流れを感じつつ、京都近代化産業遺産に指定されているレンガ造りの建物前で記念撮影。次の予定の十石舟乗船に向かいます。
京都工場の皆さまからは、私達一行が曲がり角を曲がるまでお見送りいただきました。また来て下さいという気持ちから、何度もお見送りいただいた京都流のお作法でした。“ おおきに、はばかりさんどした ”
中書島界隈の散策
モリタ製作所を後にして、竹田街道を北に、坂本竜馬で有名な「寺田屋」を横目に見ながら、十石舟の乗り場へ。十石舟は、定員の都合上2班に分かれて乗船。舟は、建ち並ぶ酒蔵や葉桜の並木をゆったり「三栖閘門」がある伏見港広場へ航行します。揺られながら、モリタ製作所の建物も拝見しました。
下船後、船着き場近くの「月桂冠大蔵記念館」を見学。人気の試飲コーナーでは、3種類のお酒をおいしくいただきました。すぐ傍の土産物売り場では、多くのお客が土産の酒を購入しています。酒もうまいが、買わすのもうまい。
二つの班は、それぞれ行き場所を変えて、懇親会場に集合しました。
「十石舟」
懇親会
懇親会場は、“月桂冠”直営の酒蔵レストラン「月の蔵人」。大先輩 八田さんの音頭で京都市が薦める“日本酒”で乾杯し宴会のスタートです。
もう、そこそこのお歳だから“飲み放題プラン”は必要ないだろうとの思いははずれ、用意していた最高級の吟醸酒1升瓶2本はすぐに空に、それぞれに酒がどんどん運ばれていきます。中には、日本酒の蔵元であろうが関係なく、「“いいちこ”を瓶で!」とのオーダーが。
ドンドン飲んで、ドンドン食べる。大いに楽しんでもらっている。
「乾杯」
恒例の福引タイム。しかし、そこへは中々たどり着きません。やっと、「京漬物」と「伏見のお酒」が景品の福引タイムも終わり、中締へ。
「まだ、注文していいか」との声、「オーダーストップで、勘定をしています」。大いに盛り上がった懇親会は、なかなか終わりません。
名残を惜しみつつも、各々お土産を手に、「また、来年!」の言葉を残し、家族のもとへ。皆さん元気でいいですね。次回が楽しみです。
「福引」
モリタ創業100周年の年に、現役時代を振り返りつつ、大いに楽しんでいただいたことと思います。みつき会会員各位の更なるご健勝を願っております。
皆さん、次回も元気でお会いしましょう。
最後に、ご協力いただきましたモリタ製作所の皆さま、有難うございました。